株式会社ミヤモトは、長崎県長崎市で仮設足場工事を手がける会社です。ミヤモトでは、現場で足場を組む職人を「社員」として雇用しています。今回は、なぜ職人を社員として雇用するのか、その理由と、ミヤモトが大切にしている考え方をご紹介します。
足場業界の「当たり前」を変えたい
足場業界では、一人親方として働く職人が多く、労働時間や雇用保険、福利厚生が整っていないことが当たり前になっていました。腕一本で現場に立つ職人の働き方は、仕事の量や体調によって収入が左右されやすく、将来の見通しを立てにくい面もあります。
代表の宮本は、こうした状況について次のように考えています。
鳶職は「職人」であり、安心して働ける「社員」であるべきだ。
ミヤモトは、職人を社員として雇用し、安心して長く働ける環境を整えています。現在、正社員10名に加え、協力会社 約20名とともに、長崎県内の現場に足場をお届けしています。
社員として雇用する3つの理由
職人を社員として雇用することは、働く人のためだけではありません。現場の品質や安全、そして元請様の安心にもつながると、ミヤモトは考えています。
1. 技術を受け継ぐため
足場の仕事は、くさび式足場や枠組足場、吊り足場、棚足場(支保工)、法面足場など、現場の条件に合わせてさまざまな組み方が求められます。こうした技術は、現場で先輩から後輩へと受け継がれていくものです。
職人が同じ会社で長く働けると、先輩が後輩を育てる流れが自然に生まれます。ミヤモトは30代中心の若手が多いチームで、わからないことは先輩が丁寧に教えています。
2. 現場の安全を守るため
足場はすべての工事の土台です。ミヤモトでは、社員として雇用した職人が施工し、安全教育と日々の点検を徹底しています。毎年、安全大会も開いており、2026年は6月26日にセントヒル長崎で開催しました。
同じ仲間と現場に立つからこそ、声をかけ合い、互いの安全を見守ることができます。代表メッセージにも、次の言葉があります。
家族のもとへ毎日無事に帰れるよう、仲間同士で安全を守る。
3. 元請様に安心して任せていただくため
ミヤモトは、計画から組立・点検・解体まで、自社の職人で一貫して施工しています。現場をよく知る社員が最初から最後まで関わることで、急な工程変更にも柔軟に対応しやすくなります。
働く人が安定していることは、技術の継承と現場の安全につながります。元請様に「ミヤモトに任せれば安心」と言っていただける会社であり続けます。
働く人の安心を、制度で支える
「社員として雇用する」という想いを形にするため、ミヤモトではさまざまな制度を整えています。
- 退職金制度:将来を見据えて、安心して働けます
- 残業代の支給:現場での作業だけでなく、倉庫での積み下ろしなど現場以外の作業も対象です
- 資格・免許の取得を応援:各種資格手当に加え、車両免許の取得費用を半額補助します
- 道具は入社時に全て支給:その後の道具購入費も半額を補助します
- プライベートも大切に:極端に遅くまでの残業はなく、日曜日・夏季・年末年始・5月連休はお休みです
代表は、こうした取り組みについて次のように話しています。
頑張りはきちんと評価し、給与で還元する。家族のもとへ毎日無事に帰れるよう、仲間同士で安全を守る。そんな当たり前を、この業界の当たり前にしたいと考えています。
先輩・長野さんの言葉から
2018年入社の長野 大さんは、法人化される前から働いている3人目のメンバーです。長野さんも、かつては一人親方として働いていた一人でした。
最初は個人事業主として働いていましたが、労働環境が悪く、見合った給与を得られずに悩んでいた時にミヤモトに出会いました。
今では職長として現場のリーダーを務めています。
職長として現場のリーダーを務め、大きな現場を完成させた時は大きな達成感があります。
そして、これからの夢をこう語っています。
ミヤモトを大きな会社にすることが夢です。「ミヤモトで働きたい」という人が増えてほしい。
社員として安心して働ける環境があるからこそ、一人ひとりが技術を磨き、会社と一緒に成長していける。長野さんの言葉には、ミヤモトが目指す姿がよくあらわれています。
まとめ
ミヤモトが職人を「社員」として雇用するのは、働く人が安心して長く働けることが、技術の継承と現場の安全につながると考えているからです。そしてそれが、元請様に「ミヤモトに任せれば安心」と感じていただける足場づくりの土台になります。
長崎で足場工事のご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。また、足場職人(鳶職)の仕事に興味をお持ちの方は、経験や学歴は問いません。高校・大学を卒業したばかりの方も、他の業界からの転職も歓迎しています。採用情報もぜひご覧ください。